活動の紹介

ハイキング

一般的なアルプスの縦走登山から、地図にないバリエーションルートまで、毎週山行が計画されています。また、メンバーには奥多摩近辺の登山地図執筆者が在籍している事からも分かるように、奥多摩を70年間歩き続けてきた経験があります。

奥多摩で奥多摩山岳会に知らない道は無し。奥多摩山岳会だからこその渋いルートも計画されます。

近年の活動として、お盆休みを利用して縦走の合宿を行っています。

沢登り

夏は涼を求めて沢登りの山行が多数計画されます。メインフィールドはやはり奥多摩です。
ただ奥多摩エリアに宿泊を伴う沢があまり無い為、秩父、上越、東北へと足を延ばします。

沢登りの楽しみかたも会員それぞれです。
豊富な水で素麺を作ったり、魚を食べたり、難しい滝やゴルジュを巻いたり、逆に水線突破にこだわったり同じ沢でも人によって色々な楽しみ方が出来るのがいいですね。

アルパインクライミング(夏季登攀)

奥多摩のつづら岩や越沢バットレスなどで頻繁に岩登りトレーニングを行い、谷川、穂高、剱などの岩登りを行っています。
今年度の夏合宿では、剱岳周辺で八ツ峰、チンネ、本峰南壁などの登攀を行いました。

フリークライミング(スポーツクライミング)

夏は小川山、冬は城ヶ崎などに宿泊を含めた山行が計画されています。小川山の廻り目平キャンプ場での焚き火とBBQは、もはやテッパンです。

奥多摩山岳会では、アルパインクライミングの練習としてフリーを行うメンバーが多いです。最近メンバーで流行しているのはクラッククライミングで、岩の溝に手や拳や、場合によっては身体ごと突っ込み、その摩擦を利用して登ります。無論、傷や青アザが消えることはありません。

海外遠征として、アメリカのヨセミテにおけるクライミングなどを行っています。

雪山登山

主に上越地方を中心に雪山登山を行っています。
ガイドブックに必ず載っているような有名ルートも行けば、地形図を眺めて楽しそうな尾根に取り付いてみるなど、様々なスタイルで行っています。

正月休みやGWを利用して、数日間の雪山合宿を行っています。GWになると積雪も安定することから、北アルプスなどの高山を目標にすることが多いです。

また、冬の合宿候補のルートを、偵察する秋の山行が計画されることもあります。

アルパインクライミング(冬季登攀)

八ヶ岳西面、東面を中心に冬季の登攀を行っています。
冬季の登攀は雪山の生活技術、地形や天候の判断、クライミング技術と、登山者としてオールラウンドな技術を要求されます。

奥多摩山岳会で学んだことの全てを使って挑戦できる登山形態と言えるでしょう。危険が伴い、困難もありますが、自ら計画した山行を成し遂げた時は何ものにも代え難い感動があります。

アイスクライミング

八ヶ岳エリアを中心に、凍りついた滝の登攀を行っています。冬の沢登りもありますが、比較的アプローチの良い滝で一日練習して変えるような形態が多いです。中にはコンペで優勝するようなメンバーも居ます。

しかしながらアイスクライミングは、安全に登れる様になるまで集中したトレーニングが必要な事からか実働メンバーは多くありません。今後の発展が望まれる分野です。

山スキー・スノーボード

厳冬期はパウダースノー、残雪期は雪が落ち着いた雪渓を滑走します。また、滑ることだけがスキーではありません。

雪山経験者であれば山登りにスキーを使用する事がいかに便利かを経験することでしょう。
山スキーをやりたくても、シーズンがアイスや雪山など他の登山形態と重複しなかなか手が出ないという方も居ることでしょう。

奥多摩山岳会なら、全部いつでもできます。今年はちょっとスキーに浮気して、来年からアイスだけをアイスる事も出来ます。